オキシトシン10iu/ml, 100ml
(商品説明)
オキシトシンを有効成分とする注射剤(有効成分1ml中10オキシトシン単位)。
獣医学で使用するためのFDA承認注射用ホルモンであり、子宮収縮作用、乳汁射出作用をもたらします。生体内では脳の視床下部で生成合成され、下垂体後葉に貯蔵、吸入刺激や分晩時の子宮頚部、膣の伸展などの刺激に応じ、血中に自然放出されます。
オキシトシンは、ナトリウム分子が子宮の筋肉を通過する能力を高めます。この効果は、子宮を収縮させ、出生時に胎児を産道に移動させるのを促進します。
主な用途は、収縮が弱い動物または無収縮の動物において分娩を誘発することであり、。この薬剤は、胎児の娩出時に子宮収縮を増強します。
また、子宮内に残っている残りの胎盤残留物をを排出させる際にも使用され、その後のmetritisの発症を防ぎます。
主な効用は以下の通り。
馬:陣痛微弱
牛:陣痛微弱、子宮脱、胎盤停滞、ミイラ変性胎児の排出、射乳促進
豚:陣痛微弱、射乳促進
犬:陣痛微弱
猫:陣痛微弱
<ヨーロッパ製>
(使用法)
1日1回1頭当たり下記の量を静脈内、筋肉内、または皮下に注射します。
牛・馬:30~60単位(3-6ml)
豚:20~30単位(2-3ml)
犬:5~10単位(0.5-1ml)
猫:2~3単位(0.2-0.3ml)
・より迅速な対応が必要な場合は、ブドウ糖の溶液と一緒に注入することが可能です。その場合、オキシトシンの投与量は30%削減して下さい。
・使用は必ず獣医師の指示、監督下で使用して下さい。
<使用上の注意>
・オキシトシンに対す過敏症が認められる場合は使用を中止して下さい。
・オキシトシンは、胎児の不適切な配置が原因の分娩活動が乱れている動物には使用は現金です。
・オキシトシンを分娩前に投与する場合は、通常の方法で頸椎の弛緩を待つか、エストロゲンを分娩前に投与する必要があります。
・子宮頸部が弱く開いていたり、胎児の位置が正しくない状態で使用しないでください。
・必要な場合にのみ静脈内に使用し、非常にゆっくりと投与してください!
・心臓血管系の病状(血圧の低下)の可能性がある動物、および腎臓の病状(抗利尿作用のため)の動物には、注意して(特に静脈内投与する場合)本剤を投与してください。
(使用期限)
ご注文日より1年以上有効のもの